内廊下と外廊下の違い、メリット&デメリット|賢いマンションの選び方



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マンション購入を考える際、

内廊下と外廊下、どっちが良いの?

と悩まれる方は多いのではないでしょうか?

最近はタワーマンションだけでなく、一般の板状マンションでも内廊下が増えています。

しかしネットで色々調べても、それぞれのメリット・デメリットが書かれてあって決めきれない、という方が多いでしょう。

これまで内廊下、外廊下のいずれのマンションにも住んだことのある筆者が、その悩みを解決しましょう

どちらが良いかは、生活スタイル家族構成によって変わります。

それぞれのメリット、デメリットを読み、自分に合っているのがどちらかを考えてみてください。

 

内廊下のメリット

まずは内廊下のメリットを7つ説明します。

 

高級感がある

内廊下は「ホテルライク」と言われるように、ホテルのような高級感のある内装が魅力です。

床は絨毯、ほの暗い廊下に間接照明が当たり、良い雰囲気を楽しむことができます。

こうした魅力的な高級感は、資産価値になります。

マンション購入を検討して見学に来た人の中には、こういう雰囲気を見て「買いたい」と思う人が必ずいます

 

セキュリティ・プライバシー性が高い

内廊下マンションは、セキュリティやプライバシーが保たれやすい傾向があります。

外出時、マンションの中からも外からも、ほぼ誰からも見られることがありません

同じ階の住人が偶然その時に廊下にいれば分かるくらいでしょう。

また、屋外からの不審者の侵入経路は窓やバルコニーからに限られるため、セキュリティは高くなります。

エントランスを通らない限り、廊下側に侵入することはできません。

高いセキュリティ、プライバシー性は内廊下の最大のメリットと言えます。

 

快適性

内廊下マンションは、ホテルのエントランスに入った瞬間から自宅内まで、常に屋内にいることになります

夏の暑い時期や冬の寒い時期でも、中に入ってしまえば空調が効いているので快適です。

また雨が降っている時でも、当然ながら廊下が濡れることはありません

廊下で強い風にさらされることもありません。

ゴミを捨てに行く、郵便受けを見に行く、といった軽い外出でも、服装を気にせず屋内だけを移動できるというのは圧倒的に快適です。

 

玄関ドアを開放できる

上述の快適性と共通しますが、内廊下なら自宅の玄関ドアを開けても屋内です。

長時間開け放しても、虫や落ち葉、花粉などが入ることがありません

小さな子供や高齢者のいる家庭では、ベビーカーや車椅子の出し入れなどで、玄関ドアのストッパーを使って数分空けておきたいことがあるでしょう

大きな荷物を持ち運ぶ時も同じです。

内廊下ならこれが全く遠慮なくでき、非常に便利です。

 

小児や高齢者の安全性

床が絨毯であることは、小さな子供や高齢者にとっては安心感があります。

転んでも、絨毯なら怪我しにくくなります

特に小さな子供は、床に座ったり寝転んだりすることがありますが、内廊下では服が濡れたり汚れる心配がありません

 

トランクルームが清潔

マンションによっては外側にトランクルーム(物置)があるところもあります。

外廊下に面しているのと内廊下に面しているのとでは、トランクルームの清潔さがかなり変わってきます

外廊下のトランクルームだと、基本はスポーツ用品やベビーカーなど屋外で使用するものしか入れないでしょう

内廊下だと、屋外で使用するものだけでなく、屋内で使用する季節性のある家電(扇風機やヒーターなど)も気兼ねなく入れられます。

 

内廊下のデメリット

一方、内廊下にはデメリットもあります。

 

通気性の問題

廊下も屋内なので、通気性がやや悪いことがあります。

玄関ドアと窓を空けておけば簡単に空気の入れ替えができる、ということはありません。

ただし、これはマンションのスペックにもよります

大手デベの質の高いマンションは、内廊下でも24時間の強力換気が行き届いているため、通気性の悪さが気になることはありません。

デベの良し悪しについてはこちらで解説しています。

資産価値が落ちない!高く売れるマンションの選び方9つのポイント

 

臭いが気になることがある

上記の通気性の問題と共通します。

夕食時など、食事の臭いが廊下に充満して気になる可能性があります。

たとえば、廊下中にカレーの臭いが充満する、といったリスクはあります。

ただしこの点も、換気機能が高ければ全く気になりません

こちらもマンションのスペックに左右されるポイントです

 

天候が分かりにくい

内廊下では、正確な天候がマンションのエントランスを出るまで分かりにくい、というデメリットがあります。

エントランスから外に出ると意外にも寒かった、雨が降っていた、ということがわかり、またエレベーターに乗って上着や傘を取りに戻る、ということがありえます。

天候を判断するには、外出する前に、

窓から外をじっくり見て、傘をさしている人がいるかどうかどうかを見る

バルコニーに出て雨が降っているか、気温はどうかを調べる

といった行動が必要になります。

朝の忙しい時間帯にこれを行うのは面倒だ、という人には内廊下は不向きです

 

災害時のリスク

火災などの災害時、内廊下だと廊下側からの救助ができません

むろんバルコニーからの避難経路は用意され、そちらから救助されることになりますが、避難経路は多いに越したことはありません

また火災時には煙がこもりやすいリスクもあります。

 

間取りに制限がある

内廊下は、当然ながら廊下側に窓を作れません

全ての部屋は廊下とは逆側に窓が付いていることになります。

実際には一つの面に全ての部屋を並べることは難しいため、窓のない部屋ができやすくなります

(大手デベの質の高いマンションで間取りが工夫されているところは問題ありませんが)

また角部屋を除けば、1つの方角にしか窓がないことになります。

例えば北向きバルコニーのマンションなら、他の部屋も全て窓は北向きということです。

こうした間取りの制限は内廊下のデメリットです。

 

管理費は高い?

内廊下は外廊下に比べて管理費がやや高くなる傾向があります。

空調や換気など、外廊下には不要なシステムが稼働しているからです。

ただ、管理費についてはマンションのスケールにもよります。

大きなマンションだと、スケールメリットを生かして管理費は低く抑えられているため、内廊下だからといって必ずしも高いとは限りません。

(一般に内廊下マンションは他の共用施設も充実していることが多く、それによって管理費が高めになる傾向はあります)

 

玄関前にものが置けない?

内廊下マンションは、玄関前にベビーカーや傘などを置いてはいけないルールになっているところが多い傾向があります。

(もちろん外廊下でも同じように厳しいルールが適用されているマンションはありますが)

ただし、廊下にベビーカーや傘、三輪車などが置けるのは、便利な反面、廊下が乱雑になりやすいリスクがあります。

マンション購入を検討して見学に来た人は、こういう乱雑さを見ると買う気をなくします

これは資産価値の低下につながります。

むしろ「秩序あるルールがある」という意味では、メリットと考えるべきとも言えます。

ルールのきっちりした内廊下マンションは、廊下も非常に綺麗で快適です。

こうした管理体制は資産価値を左右する重要なポイントです。

 

セキュリティ面の注意点

内廊下は閉鎖性が高いため、エントランスをくぐりぬければ不審者の存在は目立ちません

ひとたび中に入ってしまうと、外廊下のようには周囲から見えません。

よって、内廊下マンションでは入り口での防犯性が重要になります。

実際には、

エントランス、エレベーターホールの両方にセキュリティシステムがある(鍵がないと開かない)

エレベーターは鍵をかざすなどしないと居住階のボタンが押せない

といった多重のセキュリティシステムが理想的です。

十分なセキュリティシステムが設けられているかどうかは必ず確認しておきましょう。

 

外廊下のメリット

次に、外廊下マンションのメリットを4つ挙げます。

 

通気性が良い

内廊下に勝る外廊下の最大のメリットは通気性です。

玄関ドアを少しだけ空けておき、窓を開ければ換気が容易にできます

内廊下は、換気が十分されていても外気を直接玄関から取り込めるわけではありません

通気性は外廊下の方に軍配が上がるポイントです

 

災害時のリスクが低い

内廊下のデメリットで書いたことと重複します。

廊下側からも避難、救助が可能で、避難経路が複数ある分、災害リスクに強いと言えます。

 

天候が分かりやすい

内廊下では、マンションのエントランスを出るまで屋内です。

外に出て初めて寒い、暑い、小雨が降っている、ということが分かることがあります。

外廊下だと玄関ドアを開ければ屋外ですから、その時点で上着を羽織るなり、傘を持って出るなりすれば良いだけです。

 

間取りの自由度が高い

内廊下のデメリットと重複しますが、外廊下だと廊下側に窓のある部屋がほぼ必ずあります

北向きバルコニーでも南向きの窓がある部屋があり、その逆もあります。

角部屋だと最大3方向、角部屋でなくても最低2方向に窓があることになります

また、どの部屋にも窓が付けやすいため、間取りの自由度が高くなります

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外廊下のデメリット

外廊下のデメリットを3点挙げます。

 

セキュリティ・プライバシー性が低い

外廊下マンションは、住人が外出したことが屋外から簡単に見えます

角度によっては、同じマンションの上下階の人からも、外出したことが分かります。

たとえば、

「お盆休みに家族全員で大きな旅行バッグを持って家を出る姿が内外から簡単に見られる」

というのは、セキュリティ上良くないと考える方も多いでしょう。

またエントランスでのセキュリティで侵入経路を遮断しても、外廊下は屋外から容易に侵入できるため、防犯性は劣ります。

 

天候の影響を受ける

外廊下の場合、自宅の玄関ドアを開ければもう屋外です。

寒い、暑いといった天候の影響をもろに受けます

荒れた天気の時は、風で雨が廊下に入って来て濡れる、ということもあります。

廊下が濡れていたり、落ち葉が入っていると、子供が転倒したり、寝転んで服が汚れたりします。

足が不自由な高齢者などが滑って転倒するリスクもあります。

 

足音が気になりやすい

廊下側に窓があることは、廊下の音が入って来やすいというデメリットも生みます。

家の前の廊下を通り過ぎる人の足音は容易に聞こえます

当然廊下側の窓を開けると、屋外から部屋の中を見ようと思えば見えます。

これが気になる、という方は内廊下の方が良いでしょう。

内廊下は、廊下を人が通過したかどうかすら全く分かりませんし、部屋の中を見ることも決してできません。

(絨毯の防音性のおかげもあります)

 

結局どちらを選べば良いの?

どちらにもデメリットがあるため、どちらが良いとは一概には言えません。

ただ重要なのは、

デメリットの一部はマンションのスペックでカバーできることがある

ということです。

大手デベのクオリティの高いマンションは、ここに挙げたデメリットをカバーするようなシステムを導入しているのが普通です。

デベについては必ずこちらをお読みください。

資産価値が落ちない!高く売れるマンションの選び方9つのポイント

 

内廊下の換気システムや避難経路、間取りの不自由さ、外廊下のセキュリティやプライバシー対策に関しても、それなりの対策が練られています

よってマンション購入の際は、

「それぞれのデメリットが(デベの力で)どのくらいカバーされているか」

をしっかり見ておく必要があります。

そして、あとはお財布との相談になります。

デメリットをカバーすればするほど、価格は上がります。

 

一方、構造上のデメリットはスペックを上げても解決しません

天候の影響などがそうですね。

こちらは、好みや生活スタイル、家族構成によって何を重視すべきかを考えると良いでしょう。

 

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